公務員は地獄の入り口

公務員は地獄の入り口−30代が感じた公務員の辞めたいリアル

ヒグマ

公務員の職場ってどんな感じなの?」

「公務員はオワコンなの?」

エゾシカ

コンテンツではないですが、オワコンです。

ある意味で「終わりが始まるよ」って感じです。

ということで、実体験をもとに公務員の緊密な世界を赤裸々にするよ

 

公務員の秘密を知りたい方向けの記事です。

13年間の公務員経験による、ちょっと違った目線で解説します。

 

公務員の人気

日本の大企業至上主義を切り崩すかのように、大和生命、日本航空、ウィルコムなどの一流企業が毎年のように倒産しています。

リーマンショックや企業の短命化、終身雇用制度への不安もあってか、雇用環境が安定している公務員への人気は高まっています。

 

一方で、公務員という特異性から若年層の離職率が年々増加傾向ではありますが、

最高で168倍という試験倍率からみても人気の職業であることは間違いありません。

 

絶滅危惧種の公務員 - 年齢構成から生じる新人不足のスパイラル

 

日本では、全国で約330万人の公務員が国民のために働います。

日本の全労働者に対する割合でみると10人に1人が公務員です

*内訳 国家60万人(内一般職は28万人)、地方270万人

 

「多くない??」と思いませんか。

 

でも、約10年前と比較して100万人以上削減されいます。

そのうち国家公務員は約半数になっています。

それでも、でも削減の動きが強く、各省庁は毎年、人質を捧げるように人員削減を行なっています。

 

☑️ 人員削減の手法は?

  • 一部民営化
  • 関係機関への出向
  • 新規採用の抑止
  • 早期退職制度の促進

 

最近では、年金の受給開始年齢の引き上げに合わせて、定年退職者の嘱託採用制度も活用されています。

 

もう、辞めさせたいのか、雇いたいの分からない事態になっています。

 

今は、公務員の高齢化が進んでおり、中核の30~40代は深刻な人材不足に悩まされています。

 

私の官庁は民間経験者の中途採用試験を行っておらず、空いた穴はずっと埋まらないというのが通例でした。

そのため、一部の部署は20代前半の新人と60超えのレジェンド公務員という、孫とじいちゃん的な心温まる空間が演出されています。

 

☑️ 心温まる空間で起こること

  • 誰に相談していいか分からない
  • 嘱託職員同士で喧嘩すると手をつけられない
  • 若者を教育する職員がいない
  • 新人の半数はうつ病、3割は退職。

 

どうするか?

 

大勢の非常勤職員(バイト)を雇いなんとかする。

 

さらにどうなるかと言うと、「おたくらの仕事、誰でもできんじゃね?」問題になってくる訳です。

 

今では、AIにより公務員の仕事の7割はなくなると言われていますので、当然のことですが。

そうなってくると、お客様からの目線もさらに厳しく、心ない言葉で、新人がやめるというハメ技に陥っていきます。

 

年功序列による”勘違い管理職”の大量生産

公務員は年功序列制度です。

 

年齢がある一定に達すると、能力や業績とは関係なく、自然に管理職になります。

 

実は、正当な業績評価がないことは大した不満ではないのです。

 

能力がない人が、今の役職(ポスト)に就けているのを、「自分の能力や業績によるもの」と勘違いしてる人が多い。

 

これが一番の不満です。

 

能力がない=自信がある」・・・管理職テロです。

 

お客様からも「おまえら、あの課長でほんとかわいそうだな。頑張れよ」

 

という、さほど嬉しくもない、労いの言葉を掛けられることが多かったです。

 

トップダウンがないため、部下のボトムアップで組織を動かしていくのですが、上司に新しい提案をするとリスク回避を最優先するため、結局「なにもしない」これに行き着いてしまいます。

 

次第に、やる気を削がれ、何もしないゾンビ公務員が少しずつ増殖していくのです。

 

年功序列制度の役職(ポスト)に意味ありますか?

 

そんなに年上が偉いなら、「ツルとカメの方がよっぽど偉いんじゃ!

 

公務員の給料は超絶安い

給料が安くて辞めていく20代が後を絶ちません。

 

実際の手取りは、年齢マイナス6万円くらい。

 

新卒18歳の手取りは12万。

31歳は、残業代がなければ18万くらいでした。

 

新卒は、生活が成り立たないので、超ボロ宿舎or実家暮らしが強いられます。

 

遊ぶ金がないため、友達とも満足に遊びに行けない

 

そして、たたみ掛けるように、仕事のやりがいも感じない

 

そうなると、もうみんな辞めちゃうんです。

 

なにより、辛いのがその低賃金がずっと続くと言うこと。

 

銀行員の知り合いから言われたのが、「仮に、一般企業でこの低賃金ならローン申請は却下するわ」と

 

実際に、独立行政法人時代の先輩が「住宅ローン組めなかった・・・」と、朝からボヤいたのが衝撃的でした。

 

ちなみに

よく見かける公務員のボーナス平均や給与平均値は、特別職など幹部・官僚クラスが含まれていますので、実際にはその100万円くらいです。

*yahooのトッピクスに必ずでますよね!あれはごく一部の人です。

 

たまに、公務員の手数料印紙の横領事件がありますが、正直、気持ちは分かります。

自分の月収を超える手数料印紙を1日に何枚もさばく。

精神を安定させるため、ゲーセンのモグラ叩きの如く、憎しみを込めて消印スタンプを叩きつけていました。

毎日これを、悟りを開いた修行僧のように、淡々とこなしていくと、なんだか印紙が、自分のもののように見えてきます。

 

で、

 

やっちゃうわけですね。

 

私も、何度も「これ持って帰れば、今月働かなくていいなー」と思ってましたね。

 

 

 

36協定を夢見る公務員

 

『公務員は定時あがり!」っていうのは幻想。

 

さらに「最後の楽園」的な部署は絶滅寸前です。

 

部署によって業務量が劇的に違います。

毎日、定時上がりの部署もあれば、12時までやっているような部署もあり、

私の経験では、安定の9以降〜12時退社でした。

 

3食の食事は全て職場でとるのが基本で、たまに朝、ヨーグルトを食べた時の健康感がハンパないって勘違いするほど、仕事中毒になります。

 

 

なので、

 

多少、毛髪が減っても大丈夫な人にオススメ”だけ”公務員をオススメしたい!

 

公務員試験に毛根強度測定を親切することを提唱します。

 

残業手当はじゃぶじゃぶ?

 

じゃぶじゃぶなのは

 

業務量だけ。

 

 

公務員は労働基準法が適用されないため、残業し放題。

 

労基違反にならないというメリット(?)がある反面、致命的な問題点があります。

 

 

なんと、「残業代は予算限り」で早い者勝ち。

 

 

予算があるうちは、申請すればもらえますが、予算が減ってくると、申請すること自体が認められません。

 

すなわちサービス残業です。

 

というのも、残業代の予算は、その名の通り”予め”決まっていて、年度の後半や残業が比較的少ないとされている部署はハナからカットされています。

予算が不足しても、予算繰りを工夫する努力はせず、「そもそも残業が多いことが悪い」と叩かれます。

 

残業している公務員は、基本的にやる気があってやってるんですよ。「どうせ正当に評価されないんだったら、努力賞だけでもあげてよ」って思いませんか?

 

 

ドライに考えて公務員のいいところって?

  1. 低水準だけど給与は安定している(基本給だけは安定)
  2. 休みがしっかりある(普通の部署は土日+祝日)
  3. 共済組合員貯金の利子が高い(自衛官が最高で2.4%!
  4. 休職、病気休暇中でも給料がもらえる共済組合から多く支給されるので、”偽”うつ病が横行しています(そんな環境でモチベーションを保って働くのはキツイです)

 

 

 

おわりに

書いてて、段々イライラしてしまい、最終的にタダ愚痴る記事になってしまいました。すみません。

もっと、いろいろあるのですが、やたらと長くなってしまうので、一旦切り上げます。

こんな独りよがりの記事を書いていては、先輩ブロガーのみなさんに怒られてしまいます。

 

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