公務員の卑劣なコネ採用ーこれで落ちる人がいる?

ヒグマ
「公務員採用試験にコネって実際あるるの?」
「コネ対策って必要なの?」
エゾシカ
答えづらい。
でも、そんな疑問と公務員のタブーに切り込んで答えます。

国家公務員を真面目に13年勤務した、趣味が人間観察なエゾシカが、「真面目に勉強してるやつバカにしてんのかよっ」ていう方へ向けて書きました。

コネ採用って?

一般的な意味は「(それをたどって行けば特別な利害・便益を得るはずの)人と人との結びつき。縁故。」

これを利用して本来の採用試験の一部に便宜を図り、特定の人間を採用すること。

実際にある?(実体験)

正職員にコネはない。でも、非常勤職員は6割はコネ。

*国家公務員の正職員の試験は、官庁とは独立した組織の「人事院」というところで実施しているため、単純に試験順位で候補者が決まるためです。

コネ採用がある場面は?(公務員のリアルー落ちたのはコネのせい?)

国家公務員の採用試験

人事院が行う公務員試験にコネはありません。よほど偉い官僚の親族ならあるかもしれませんが・・・

でも、残念ながら公務員候補者になった後の、各官庁の採用面接でコネによる優遇があります。

エゾシカの官庁ではないですが、ある方の娘さんが他の官庁の面接に落ちてしまい、親御さんの官庁に滑り混みした事例があります。

でも、逆に捉えると、期限を過ぎても予定採用人数に達していいない官庁は、のどから手が出るくらい新規採用を欲しがっているので、諦めないで電話で確認してみると良いでしょう。

折角、公務員試験に受かったのに、空振りするのはもったいなさ過ぎですよね。

地方自治体の公務員試験

地方自治体の採用試験は自治体ごとで完全に独立しているため、やろうと思えばいくらでもできます。

実際に地方時自体の職員から聞いた話では、〇〇の息子さんor甥っ子が僅差で負けてたんだけど、筆記試験と面接の結果を合算して評価する方針に変更したり/筆記試験の配点を変更したりして、分からないように便宜を図った。なんてことを聞いたことがあります。

バレない方法があることに驚きですが、予め試験問題は起案〜決裁しますが、決裁書面を修正してしまえば、文書開示請求をしたても分かりまえん。
*試験問題は一般的に文書開示請求をしても開示されません
*もちろんこれは公文書改ざんです

非常勤職員

よくある例は2パターン

・過去に勤めていた経験がある

・他の組織や部署で採用したことがある

*残念ながら、コネ採用が予め決まっている採用試験で合格することはまず不可能です。
公務員は謝るのが下手で、約束した相手に仁義を通します。

コネ採用の出来レース試験を見分けるには

  1. 応募がハローワークのみで、募集している役所の窓口や近隣の関係団体にも掲示物がない
    ▷積極的にアナウンスしていない場合は、かなり怪しいです。
    ▷非常勤職員の賃金の予算は前年度のうちに組まれていますので、それをを消化しないと都合が悪いので、目ぼしい人がいない場合は、必死で募集します
  2. ハローワークの担当者に聞く。「コネがありそうな人(特別に有利な人)はいますか?」
    ▷目星が決まっている場合、採用担当者はワローワークに2~3人集まった時点で募集を打ち切るように言っています。
    また、希望者の経歴に関係機関などでの勤務経験があれば、ハローワークの担当者は気が付いています。
    *募集組織は、ハローワークに対し誰を採用したか連絡しますので、そういった知識がしっかり構築されています。
  3. 募集期間が短かったり、条件がやらた厳しい
    ▷「募集期間:1週間」とか「履歴書の郵送がNG」「募集条件に不自然に厳しい条件がある」
    ▷出来レースの場合はなるべく面接人数を少なくしたいと考えています。業務上の都合と良心があります。

コネ採用に刺さりこむには

  1. 他の官庁で非常勤職員などでの勤務経験がある
  2. 関係企業での勤務経験がある
  3. 出来レースだと分かっていても、面接を受けてみる

▷好感度が高ければ、関係部署で募集をかけた時に連絡をもらえる場合もありますので、本当に働いてみたい官庁であれば、諦めないで欲しいです。

コネ不採用もある

一部の職種ではコネによる不採用があります。

分かりやすいのは警視庁などの警察関係です。

採用地域で異なると思いますが、父親の名前と生年月日を必ず聞くところがありました。

これは、親族に犯罪歴がある人がいないか調べるためです。

犯罪を取り締まる組織に、犯罪者もしくは反社会的勢力の身内のスパイ行為を防ぐためです。

でも安心してください。「父親が若いころ暴走族で捕まった」程度であれば、関係ないようです。

今も組織的に活動している人間とつながっているかがポイントです。

平等性について考える

誰を採用するかは、組織の発展を目的として行うため、優秀な人材を確保したいのはどんな企業や組織であっても同じです。

しかしながら、公務員は法の模範であるため、「男女雇用機会均等法」など雇用の均等化を図らなければならない使命を担っています。

これは、男女の区別に関わらない概念で、最大5年の雇い止め制度もこれによるものです。

平等性というのは、価値をすべてのひとに平等に分配することではなく、価値を正当な手段(手続き/流通過程)を経て配分された結果です。

そう理解すると、コネ採用というのは平等性に欠けることになります。

【まとめ】コネのあり/なし(嫌な気持ちにならないために)

国家公務員候補者・・・コネなし

国家公務員官庁面接・・・コネあり

地方公務員・・・コネあり

非常勤職員・・・半分以上はコネ

警察・公安関係・・・コネ不採用あり

おわりに

今回、禁断のコネ採用の有無に切り込みました。コネは一概にダメなものではないと思いますが、仕事の役に立たない一般教養を夢のために一生懸命に勉強してきた受験者をないがしろにした採用は許せません。

また非常勤職員であっても、雇い止めがあるから軽く感じているかもしれませんが、やはりこれも許し難いところです。少なくとも、採用するつもりのない人の面接を断るべきで、時間と労力を無駄にする卑劣な行為です。

本当なら、適した人がいなければ、また募集をすればいいだけですから。結局サボってるんですよ。

今日の哲学

公務員試験とは?
素手にためた水
一般教養は全く仕事に役立ちません。本当に無意味で、オフィス検定とか、文書作成スキルや接遇スキルで評価したほうがよっぽどいいです。
ほんの一瞬だけでもその知識が蓄えられれば、受かるんですから、ある意味ちょろいもんかもしれませんね。
無害に思える水も、飲み過ぎれば水中毒で死んでしまいますから、無理をしないように頑張って欲しいです。