お問い合わせシステムの荷物状況が「配達完了」になる条件
小型の荷物を格安でポスト投函で送ることができるサービス「ネコポス」
「配達完了」表示をみてポストを確認するも荷物がない。これってどゆこと??
荷物に付された追跡番号をヤマト運輸のHPに入力すると、配達状況が確認できます。
荷物の状況に応じて以下のように表示がされます。
荷物受付 | 営業所で荷物の受付がされ、追跡番号がシステムに登録された状態 *メルカリ等でコンビニに差し出しても、ヤマト運輸が集荷しシステムに登録して、やっと表示されます。 |
発送 | 荷物を受け付けた営業所から、発送された状態 |
作業店通過 | 配達担当営業所に到るまでの通過した拠点があれば、表示される |
配達中 | 配達担当営業所から配達先に荷物を持ち出している状態 |
配達完了 | 配達先に届けられた状態 |
すなわち、「配達完了」はきちんと届いているということを意味します。
「配達完了」の表示に反して、届いていないケースとは?
- システム誤入力・・・不在により持ち帰った荷物を「配達完了」にしてしまった。
- 先にシステムに反映した・・・配達前に先にシステムのみ反映した。(要領がいいドライバーはまとめて作業するため、実際の配達と差が生じてしまうケースがあります)
- 誤配送・・配達先を間違えた。
*対面配達サービスで不在だった際は、元戻(ご不在)等と表示されます。
対処法
②のシステム表示が先行してしまうケースがあるため、しばらくたってから、もう一度ポストを確認します。
それでも届いていない場合は、電話で問い合わせをする必要があります。
連絡先は、システムで確認表示されている配達担当の営業所に電話してください。
*ほとんどの営業所は音声ガイダンスでコールセンターに繋がります。
問い合わせをスムーズにするコツ
▪️電話で伝えることは以下の情報です。あらかじめ用意します。
- 追跡番号(伝票番号)
- 受取人か差出人か
- ポスト投函サービスの場合、実際にポストを確認したか
- 配達先の住所と指名
- 連絡先電話番号
コールセンター側の対応
情報を元に担当ドライバーに配達状況を確認します。確認後、コールセンター又はドライバーもしくは所属営業所の方から状況の連絡があります。
実際にあったケース
■ 返答内容
ポスト投函をしたつもりだったが、配達状況を完了にしてしまった。
荷物はまだトラックにあることが確認できているので、速やかに配達する旨連絡がありました。
ミスの原因は、大きい集合住宅のため、配達先の団地毎にまとめて「配達完了」に変更したが、荷物の投函が漏れてしまった様子。
▶︎ いつも、荷物で山積みになった大きいカート荷物を脇に、インターホンを懸命に押している姿を見かけていましたので、作業効率を優先して、まとめてシステム入力する気持ちはよくわかります。
要領良く作業するために必要なテクニックだと思いますので、これ自体は悪い方法ではないし、数をこなせば、ケアレスミスはどうしても生じるものです。
[コラム]昭和51年「電話一本で翌日配達」をうたい文句に始まった物流革命。
”宅急便”・・・今では配送サービス全般を示す言葉として、誰もが知って使っている言葉です。
実は、ヤマト運輸株式会社が日本で初めて始めた、小口便事業に付けられたサービス名称です。
昭和40年ごろ、自動車の普及と高度経済成長により、運送業界では大口配送をより多く早くこなすのが、セオリーだった。
その大量輸送時代にヤマト運輸は、他の運送事業者に企業の大口荷物の契約を奪われ、利益率0まで停滞し、ついには、倒産寸前まで追い込まれました。さらに、畳み掛けるように社長が退任してしまった。
就任早々に窮地に立たされた2代目社長は、苦肉の策を古手の役員たちに提案をしました。
「家庭から出る小口荷物で勝負したい」
小口荷物は手間が掛かる非効率であったため、常識からかけ離れた提案でした。
個人の荷物を扱うのは郵便局と国鉄だけで、利用者は窓口に持ち込まなくてはならず、到着期日も分からなかった。
そこで、2代目社長率いる新事業チームは生活の不便を探すように”主婦の立場”になって考えた。
「家にいて電話一本で集荷してくれたら、便利ではないか」、『全国どこでも翌日配達ができないか」
まさに、常識外れのアイデアだった。
社の命運を託し「電話一本で翌日配達」を掲げた。
全く新しいサービス。
実現には全国に営業所が必要である。
しかし、倒産寸前の会社に裕福な人材は残されているわけでもない。そこで営業部を廃止し、さらに、ドライバー1人1人が営業を併せて行う形態にした。
これに対し、ドライバーたちからは「今更、営業なんてできるものか!」と強い反発があった。
今まで運転技術一本でやってきた猛者たちが納得する訳が無い。
・・・組合の委員長が「おれたちが、変わるしかないんだ」と意識改革を促し、次第に若手ドライバーから「営業もやってみせる」と意気込んだ。
不安要素により防衛意識が高まった社員に対し、可能性を示し心を強くさせるのは、そう容易なことではない。
こうして、前代未聞の非常識な小口配送サービスが始まった。
「心を運びたい。お客様との約束は必ず守る」・・・サービス開始当時から今でも継承されている信念だ。
全国に20箇所に拠点を作った。最難関とされた北海道には当時花形とされた国道1号線を走ってた若手ドライバーが任された。
札幌に10坪ほどの小さな営業所を構え、地元のドライバー4名を雇い営業に奔走した。
昭和51年10月、ついに営業開始。
夜になっても電話は一度も鳴らなかった。しかし、1週間まっても、1ヶ月待っても注文の電話は掛からなかった。
会社の生き残りを掛けたが、スタートから苦境に立たされた。
営業開始から3ヶ月をたっても相変わらず電話がなることはなく、みな行き詰まっていた。
そこで、荷物が集まる郵便局の前で営業をしたが、まったく相手にされなかった。
「大事な荷物だから、郵便局にしか出しません。分からないところには預けられない」
地元の母から、送られてきた荷物。細かく切られた油揚げ。
一人暮らしの息子がすぐに味噌汁が飲めるよう気遣ったものだった。
それに「荷物には真心が詰まっている。まだおれは、本当のの営業マンになれていない」と思った。
再び郵便局の前で営業をした。腰が折れるくらい深く頭を下げた。
その努力が伝わり、やっと一つの荷物を預かった。
少ない荷物だが、翌日配送を懸命に守った。
配達先は山奥の集落。やがて、車では進めなくなり、横から体を殴りつける鋭い猛吹雪のなか、徒歩で向かった。チュックに荷物を入れ、吹雪の山道を2時間登っが家は見つからない。
これ以上は命が危ないと思い配達を断念した。悔し涙がこみ上げた。
現場の努力は虚しく宅急便の赤字がかさみ、本社では大口配達を強化すべきとの意見があったが、社長はあえて、大口配達からの完全撤退を決めた。
社屋と倉庫更にはトラックの全てを担保にして、小口配達に賭けた。
おわりに
宅急便が浸透する前は、北海道の礼文島から東京に配達するのに1週間も掛かりました。
今、北海道の新鮮なカニやウニが東京でも食べられるのは、運送事業者の執念の企業努力で実現しています。
時間帯指定は当たり前、スマホアプリで集荷や再配達ができ、スキーや自転車などの大型荷物でも専用のケースに入れて格安で配達してくれます。
配達員の方は、荷物に細心の注意を払い、運転中も気を抜かず、お客様に時間通りに届ける。
これだけ多くのことを当たり前の様にこなさなければならないことを私たちは理解して、大らかな気持ちで応援でしたいところです。
ヤマト運輸の緊密な配達網を利用したサービスの一例
飲食店やサロンのデットスペースを活用して、コインロッカー難民を救う、店舗預かりサービス
導入する店舗側には、今まで収入にならなかった遊休スペースを有効活用することで、副収入を得ることができるため、ローリスクで始めることができます。
また、荷物を預けるという新しい動機のお客様が来店され、営業チャンスが生まれます。
飲食店ではユーザーの約3割が荷物を預けるついでに店内サービスを利用するデータも出ております。
1点毎に買取明細を提示した上で、発売時期から日が浅いものや市場価値が高い商品について、より高い買取価格。■豊富な買取対象商品
デジタル家電・スマホ/タブレット・DVD/Blu-ray・ゲーム・書籍・フィギュア・美容機器・カメラ・ブランドコスメ・ブランド食器、などなど
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